こんにちは、電子書籍Kindle出版専門の「FIRE BOOKS(ともしび出版)」です。
本屋さん、図書館など、世の中にはたくさんの本があります。
漫画、小説、実用書、専門書、文庫、写真集などジャンルも様々ありますが具体的にどのような種類にカテゴリーとして分かれているかご存知でしょうか。
今回は当サイトでも採用している本の種類と分類について解説します。
本の種類、分類方法について
「日本十進分類法」という基準に沿って日本の図書館では本の内容ごとに下記の10種類に大きく分類されています。
0.総記
1.哲学
2.歴史
3.社会科学
4.自然科学
5.技術
6.産業
7.芸術
8.言語
9.文学
これは図書館で本を分類するための分類法です。
図書館以外の本屋さんや出版社では特に統一された決まりはなく、書店や出版社ごとに適切な基準を設けて本の種類を整理していることがほとんどです。
本屋でよく使われている本の種類の分類方法
本のジャンルは多岐に渡り、Amazonで本を販売するときに選べるカテゴリーも優に3000を超えます。
実は本を発行している出版社でさえも「この本はどこのジャンルに入れたらいいんだろう・・・?」と悩むことが多々あります。
今回は書店でよく採用されている本の種類分けについてご紹介します。
※大きな書店ではジャンルと書籍の配置が掲載された一覧や看板などがありますので、そちらをご覧いただくことで具体的なイメージをつかみやすいかもしれません。参考までに名古屋市栄にあるジュンク堂書店の案内図を貼っておきます。綺麗にまとめられていますね。本屋さんを探検するときに便利。ワクワクしますね。
文芸
「文芸」は小説、エッセイ、評論、詩、短歌、俳句、戯曲などが含まれます。
一般的に多くの方に認知されているジャンルではないでしょうか。
FIRE BOOKS(ともしび出版)の【電子書籍・小説・エッセイ】もご参考ください。
実用書
生活や暮らしの中で必要となる情報を目的ごとに紹介しているカテゴリーです。
例えば、健康、動物、飼育、植物、料理、育児、スポーツ、音楽、趣味、旅行、ハウツーなど種類は多岐に渡ります。
内容は比較的やさしく普段の生活の中で使える情報が書かれている特徴があり、更に専門的で高度な内容のものは「専門書」カテゴリーへ分類されます。
FIRE BOOKS(ともしび出版)の【実用書・ハウツー本】もご参考ください。
ビジネス書、経済、経営
仕事、起業、ビジネスなどの経済活動、経営に関する本が分類されますが、対象となる本や内容は様々で明確な線引きがあるとは言えません。
例えばマーケティング、ライティング、経済学、経営学、税務会計、金融、起業、副業、仕事術、ノウハウや上達方法を紹介するものなど。経営者や企業の紹介本などもこのカテゴリーに含まれます。
当サイト「FIRE BOOKS(ともしび出版)」ではこちらのカテゴリーの表記を「起業、副業・ビジネス書」としています。
FIRE BOOKS(ともしび出版)の【起業・副業・ビジネス書】もご参考ください。
専門書
書籍の内容が高度かつ専門的な内容を取り扱う本の総称となります。
専門書の中でも大きな割合を占めるカテゴリーとして、医学書、学術書、美術書、デザイン、アート関連の専門書などがあります。また、芸術的・学術的な書籍だけでなくビジネス本やマナー本などを含むこともあります。
FIRE BOOKS(ともしび出版)ではこんなジャンルの専門書も扱っています。
学習参考書
小・中・高校生の学習参考書、大学受験のための参考書、各試験や資格取得のための参考書などが該当します。
絵本、児童書
絵本と児童書を取り扱うカテゴリーです。
児童書には学習図鑑や学習漫画、学習用の教材なども含まれます。
コミック、雑誌
漫画の単行本や月刊雑誌、週刊雑誌などが含まれるカテゴリーです。
本のサイズで分類する本の種類
本はその内容によってふさわしい適切な大きさ(判型)が決まっています。
一般的には文字を中心とした本は小さなサイズ、写真集や図鑑、美術全集など写真や図が中心となる本は大きなサイズになります。
内容に伴って適切なサイズを選ぶことにより、1ページに収まる文字数や文字サイズが内容に適切なものになります。
本の内容による分類方法とは異なり、本のサイズによる分類として「単行本」「文庫」「新書」といったジャンルに分けられます。
【本の種類とサイズの目安】
文庫本:A6判、105×148mm
新書本、漫画の単行本:新書判、103×182mm
文芸書、単行本など:四六判、128×188mm
専門書、週刊誌など:A5判、148×210mm
写真集、美術所、月刊誌など:A4判、210×297mm
本のジャンルは意外とたくさん!内容やサイズによっても分類されます
本の分類方法として大きく2種類をご紹介しました。
「本の内容による分類方法」と「本のサイズによる分類方法」です。
本の種類は多岐に渡るため、明確な種類・カテゴリー分けの決まりはありません。
本屋さんや出版社でさえ「この本はどのジャンル……?」と迷うこともあるくらいです。
図書館では「日本十進分類法」にのっとって10種類に大別して並べ、書店では本の内容、目的、発行形態、サイズなどによってそれぞれ独自に分類しています。
文芸や漫画、雑誌のカテゴリーはコンビニでもよく見るのでなじみ深いかと思いますが、専門書ジャンルも実に多種多様です。
FIRE BOOKSで取扱いの多いジャンルの一つです。