個人投資家になるためには、「取引口座」が必要です。
投資およびトレードで利用するための専用口座を用意しましょう。
口座開設手続きの本人確認資料の提出は後日というところが多く、口座開設までの所要時間は数分程度で完了する場合がほとんどなので、あまり心配する必要はありません。また、海外口座開設についても、多くの取引業者で日本語や英語などの言語サポートにも対応しているので困ったときに問い合わせできる点も安心です。
ここでは、投資およびトレードの新規口座開設の方法と流れについて解説します。口座を作るために必要なもの、準備しておいた方が良いものなどについて順番に見ていきましょう。
- 口座開設の流れを理解して順番に進めていこう
- 口座開設後はプラットフォームをダウンロードして取引環境を用意しよう
- 口座開設ボーナスおよびキャンペーンの種類と使い方を知ろう
- 個人投資家3つの支出のバランスを考えて投資資金を確保しよう
新規口座開設の5つのステップ
口座開設はインターネットから簡単にお申し込みすることができます。その際に、本人確認の「身分証」と「住所証明書」が必要になりますので、あらかじめ準備しておくと口座開設をスムーズに進めることができます。
①ウェブサイトにアクセス
開きたい口座を提供しているウェブサイトへアクセスします。多くの取引業者がインターネットから簡単に口座開設できるようになっています。海外口座の場合でも日本語対応していることが多いため、スマートフォンからでも簡単にお申し込みできます。
②登録情報の入力
お名前、ご住所、電話番号、メールアドレスを入力します。このとき、アンケートで投資予定の金額、どのくらいの頻度で投資する予定か、投資経験の有無などを訊ねられることがありますが、承認の可否を決めるものではありませんのでリラックスしてアンケートに答えましょう。入力が終わりましたら送信します。
③メールアドレス認証
登録したメールアドレスに確認メールが届きますので、届いたメールに記載されているURLをクリックしてメールアドレスを認証します。
④本人確認
本人確認資料として、「身分証」と「住所証明書」を提出します。パソコンやスマートフォンから簡単にアップロードできます。また、真正面から撮影した身分証の写真のほかに、身分証の厚みが確認できるように、斜めから撮影した写真を求められることもあります。
身分証明書の主な例
・自動車運転免許証
・パスポート
・住基カード
・マイナンバーカード
身分証明書は、基本的に上記いずれか1点を提出することになりますので、有効期限が過ぎていないか確認しておきましょう。提出する書類形式は一般的に、JPG・PNG・GIF・PDFのフォーマットいずれかになります。
住所証明書の主な例
・公共料金(電気・ガス・水道等)の請求書・領収書
・携帯電話の請求書・領収書
・クレジットカード会社の利用明細書・請求書
・住民票
住所証明書は基本的に過去3ヶ月以内に発行されたものになります。提出する書類形式は一般的に、JPG・PNG・GIF・PDFのフォーマットいずれかになります。
また、身分証の他に登録者本人と身分証が一緒に撮影されているセルフィー画像の添付を求めれるところもありますが、スマートフォンからでも口座の開設ができるので、そのまま撮影して提出することも可能です。
⑤口座の承認
口座が承認されると、登録メールアドレスに通知が届きます。
これで口座登録は完了です。
プラットフォームのダウンロード
口座登録が完了したら、取引を行うためのプラットフォーム(MT4やMT5などの取引を行うためのツール)をダウンロードします。スマホでも提供されていますので、アップルストアやグーグルプレイストア等の各ストアよりダウンロードできます。パソコンにダウンロードする場合は、口座登録したウェブサイトにダウンロードリンクがありますので、そちらからプラットフォームをダウンロードしてください。ダウンロードできたら、プラットフォームに口座IDとパスワードを入力してログインします。すると、口座履歴が反映されて入金金額や損益履歴などが表示されます。これで取引を始めることができます。
プラットフォームとは、取引をおこなうためのツールのことです。チャートを表示してテクニカル分析やシステムツールを使用したり、PCやスマホ端末のアプリから売買の注文を行ったり、取引履歴や保有ポジションを確認するために必要です。プラットフォームの機能が充実しているかどうかは安定して取引を行ううえで重要な点です。海外では、多くの業者が、標準の取引用プラットフォームとして MetaTrader4(MetaTrader5)を採用しています。Meta Trader5は、動作スピードの速さや機能性がアップグレードされています。Meta TraderはMT4やMT5と呼ばれることもあります。また、最近ではウェブベースで使用可能なcTraderを採用する業者もあります。
段階的に投資スキルを向上させていくためには、好みに合わせてカスタマイズできるプラットフォームを備えた業者を利用してみると良いでしょう。選ぶポイントとしては、注文の種類や画面の見やすさなどの視覚的に優れているか、機能がまとまっていて使いやすいかなどがあげられます。見やすいプラットフォームだと、投資に対する心理的負担が軽減できる効果が期待できます。また、定期的にバージョンアップを行っているかどうかも重要です。
もし、どのプラットフォームを選択すれば良いか迷ってしまったときには、実際の資金を使わずに取引の練習ができる「デモ口座」で操作方法や使い勝手を確認してから利用するようにしましょう。
口座開設ボーナス&キャンペーンの種類と効果的な使い方
口座開設で得られるボーナス等のキャンペーンは、基本的に本人確認が完了してから各種利用できるようになりますので、本人確認書類をスムーズに提出できるように必要資料を事前に整えておくと良いでしょう。
また、ボーナス目当てで口座を開設するほか、口座開設後にも、入金ボーナスや季節限定のキャッシュバックイベントなど、各社さまざまなサービスの特色があります。とくに投資初心者の段階では、複数の業者を登録して自分と相性の良い口座を見つけることが重要です。
各業者が提供するサービスの使い心地を確かめておくと相性の良い口座を見つけやすくなりますので、実際に使ってみることが大事です。
また、定期的に実施しているキャンペーンやボーナスもあれば、そのときだけしかない限定的なサービスもあるため、チャンスを見つけたら積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。キャンペーンを上手に活用することで、少ない投資資金でもお得に取引できるようになるのが魅力です。ボーナスを取得すると口座履歴に反映されます。ボーナス&キャンペーン情報は、口座開設すると各社メールでお知らせしてくれます。
個人投資家になるための3ステップ
①投資金額と投資対象を決める
②取引口座を用意する
③投資の勉強をしつつ資産を増やす
②の概要は、本ページで確認することができます。
また、①③の詳細については、図解を交えて投資初心者にも分かりやすく解説している『個人トレーダー&個人投資家になる方法』をご参照ください。
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